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韓国AKUニュース:2021年AKUソウル本部会長団による戦略ワークショップを開催

2021/06/13

原文:http://www.koreaunited.kr/archives/5937



 5月9日から2泊3日間、済州島で行われた今回のワークショップでは、今年4月に就任したイ・ビョンチョン・ソウル本部常任議長をはじめ、ソウル市各選挙区の40名余りの会長陣が参加しました。参加者は、済州ワークショップを通してAKUの活動抱負を誓い、親睦を深める時間を持ちました。

 1日目は9日、「タムナステイ済州ホテル」セミナー室で、ワークショップ開会式を開催。開会祝賀のために、「ナモソム」がオカリナ演奏を披露しました。ナモソムは、「分かち合い(ナヌム)、侍る(モシム)、仕える(ソムギム)」を意味するそれぞれのハングルの頭文字を取って付けた名前で、シニアオカリナ演奏チームです。2013年から、韓国と北朝鮮出身の住民によって構成された25人が、音楽を通して生活密着型の統一運動を行っています。

オカリナ演奏チーム「ナモソム」

 

 祝賀演奏の後には、役員陣の任命状授与式と歓迎の挨拶が続きました。イ・ビョンチョン・ソウル本部常任議長は、歓迎の辞で「今回のワークショップは、ソウル市の各区会員たちが統一の価値を知り、そのための能力を養うための指導者研修教育となるだろう」とし、「AKUは(ワークショップを通して)、今後どのような内容で周囲の隣人と住民たちに統一の必要性を伝えていくかをよく考え、広報していくことができようにしなければならない」と述べました。

 続いて、徐仁澤(ソ・インテク)AKU中央共同常任議長の特別講義が行われました。約3時間にわたる熱のこもった講義となりました。特別講義第1部「朝鮮半島統一の歴史的機会とコリアンドリーム」では朝鮮半島をめぐる国際情勢及び歴史を紹介し、第2部では「統一朝鮮半島のビジョンは何か」をテーマに弘益人間の精神を説明して、統一践士が目指すべきムーブメントを紹介しました。
 ワークショップ2日目の10日午前には、「コリアンドリームの実現、100年の大長征」をテーマにした2番目の特別講義が行われました。徐仁澤常任議長は、「統一を通してどのような国を実現するかという『ビジョン』が重要だ」とし、平和統一運動の必要性とその歴史的背景を紹介しました。

講演する徐仁澤AKU中央共同常任議長


 特別講義の後、午後からは、済州島の観光名所を探訪する時間を持ちました。参加者たちは、「コロナで活動が制約され息苦しさを感じていた時に、このように済州に来て、自然の中で気持ちの良い風を受けることができてよかった」と口をそろえていました。

 最終日の閉会式では、参加者が感想を発表。ソウル銅雀区のヤン・ヘソプ副会長は、「これまで統一運動において、一般市民は、あまりすることがないと思っていたが、市民一人一人もそれなりの役割があるという徐仁澤常任議長の講演に深い感銘を受けた」とし、AKUとしての今後の抱負を明らかにしました。中浪区のキム・スジャ会長は、「『私たちの願いは統一』という歌を聴いて育った私たちが忘れていた統一の重要性を悟ることができ、統一の方法をもう一度、考えることができる時間だった」と、感想文を通して伝えました。

 今年4月に、第1回として行われたAKU市郡区会長団戦略ワークショップは、全体で5回行われる予定。今回の第2回ワークショップ以降、5月30日からは第3回、6月6日からは第4回、6月20日からは第5回のワークショップが2泊3日の日程で行われる予定です。