一般社団法人
アクション・フォー・コリア・ユナイテッド

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統一の背後にある5,000年の思想

2026/09/24

国家の境界を越えて存在する韓民族のアイデンティティ

ケイリーン・トラン(Kayleen Tran)


2018年12月、韓国・江原道鉄原郡の南北境界線中央部にある非武装地帯(DMZ)のゲートを開く韓国軍兵士。ここは1950~53年の朝鮮戦争で激しい戦闘が繰り広げられた場所である。資料写真:Jeon Heon-kyun/EPA

7月24日(UPI)――

「あなたのバックグラウンドは何ですか?」

このような問いを向けられたとき、それはしばしば政治的な含意を帯び、どの国家に帰属しているのかを問う意味を持つ。しかし、韓国、北朝鮮、あるいは海外のディアスポラの人々が答える言葉は、みな同じである。

「私はコリアンです」

この共通の答えに込められた重みは、政治的なものではなく、歴史的なものである。コリアの歴史を通じて、人々は幾度となく侵略を受けながらも、一つにまとまることによって生き延びてきた。もっと簡単に言えば、国家の仕組みが人々を守れなくなったとき、精神的な指針となる共通の道徳観によって、コリアンは自らを形づくってきたのである。

「広く人類全体に利益をもたらす」という意味を持つ弘益人間(Hongik Ingan)は、個人の利益ではなく、世界全体の社会的福祉を向上させることを目指す道徳原理である。出身地にかかわらず、コリアンは深く歴史的な悲しみを抱えて生きており、その悲しみは、困難の中で互いに支え合うことによって癒やすことができる。

これはコリアン・アイデンティティの精神的な源となっただけでなく、苦難の時代に報復へと向かう誘惑を乗り越えるための倫理的な枠組みとしても機能した。

古朝鮮(Gojoseon)王国は、コリアンがこのような共通の理想を分かち合うことのできる安住の地であった。古代のコリアンは世界や互いとの深いつながりを持ち、それによって独自の一体感が形成され、古朝鮮はこの地域で最も強大な政治勢力の一つとなった。

しかし、紀元前107年、漢王朝の武帝が王朝の地位を強化するためにその領土を征服すると、古朝鮮は滅亡し、その民は南方の辰国へと逃れることを余儀なくされた。

しかし、古朝鮮はそのまま消滅したわけではなかった。その記憶を生かし続けようとする子孫たちの決意によって、その遺産は受け継がれたのである。弘益人間という共通の信念のもと、北方から来た人々は、新たな文化や技術を南方の土着の慣習と融合させた。古朝鮮の遺民は、迫害に直面したコリアンが共通の理想のもとで団結した最初の事例を示している。

それから2,000年以上を経て、植民地時代に日本が進めた同化政策に対抗するため、同じ方法が再び用いられた。暴力の連鎖を続けるのではなく、コリアンは弘益人間の精神に基づき、すべての当事者に利益をもたらす徳のある道を目指した。

1919年の韓国独立宣言は、主権を回復することによって、コリアンが自ら充実した人生を送ることができるようになり、それが日本を邪悪な道から導き出し、中国をその猜疑心から解放することになると強調した。そしてそれによって東洋が一つになり、平和と幸福が人類全体へと広がっていくとした。

20世紀のコリアンは、独立を求める訴えを起草する際、目の前の苦難だけを考えたのではなく、未来を見据えていた。憎しみに固執することは、自分たちにとっても、世界の他の人々にとっても利益にならないことを理解していたのである。そのため、コリアンの活動家たちは、植民地支配に対する憤りを脇に置き、日本を導く役割を果たそうとした。弘益人間の意図は希望を呼び起こすことにあったが、同時にそれは、抑圧を支える権力を不安定にするものでもある。

しかし、半島で長い間受け継がれてきたこの慣行は、共同体の形成よりも個人の成功を優先する近代化された社会経済的規範の中で、次第に忘れ去られていった。統一によって利益を得るのは北朝鮮だけだと主張する人は多いだろうが、韓国もまた、前進するためには北側の同胞を必要としている。

韓国は、抑圧され貧困にあえいでいた状況から、困難を乗り越えて世界的な大国へと成長し、自由と中央集権的な権力を融合させた。しかし残念ながら、その豊かさは持続可能な成功を示すものではない。韓国の人々は前進することができず、その結果、社会経済的不平等が蔓延しているからである。コリアが分断されたままである限り、不完全な制度によって人々の精神的な幸福を支えることはできない。

統一は、コリアンを苦しめる社会的不安を自然に癒やす。それは、世代を超えて受け継がれてきたトラウマの根本原因、すなわち不正義に直面したときに一つになれなかったことを修復するからである。コリアンを特徴づけるものは、国家への帰属でも、純粋な民族的同質性でもない。むしろ、世界平和を前進させるために、人間同士の悲劇的な歴史的つながりを育んでいくという思想なのである。

コリアンが自らの共通の過去にある類似性を理解すれば、互いの違いを土台として発展させ、未来へ目を向けることができる。

民主主義のもとで育つ機会を与えられた国として、韓国の人々は道徳的責任を担い、北の人々に、決して否定されることのない彼らの人権について伝えなければならない。同時に、北朝鮮の人々は、真摯な対話に参加することによって、韓国の人々を社会的孤立から引き出さなければならない。

国境の両側にいる人々は、互いに与えてきた傷を癒やすことができる。そのためには、許しの心をもって未来に向き合い、彼らだけが本能的に理解できる精神的原理によって結びつく必要がある。

故郷を破壊されるという事態に直面した古朝鮮の難民も、日本の支配下にあったコリアンも、古くから残る傷を取り除くため、自分たちの周囲の人々の善意を受け入れ、そして自らも善意を返した。

コリアンの伝統を定義する国家や政府は存在しない。それを形づくっているのは、むしろ人間同士のつながりに対する、生来の理解である。統一を成功させるためには、すべてのコリアンが互いに支え合わなければならない。

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ケイリーン・トラン(Kayleen Tran)は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)をグローバル・スタディーズ専攻で卒業した。Alliance for Korea Unitedでリサーチ・インターンを務め、コリアの歴史、コリア統一、離散家族、若者の参加に関する問題を研究した。これまでに、Committee for Human Rights in North Korea(北朝鮮人権委員会)でリサーチ・インターンを務めたほか、UCLAのLiberty in North Korea支部でExternal Vice Presidentを務めた経験を持つ。朝鮮半島と人権問題に強い関心を持ち、現在は日本で英語を教える一方、北朝鮮の人々の人生と経験に着想を得た歴史小説を執筆している。