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お知らせ - 一般社団法人アクション・フォー・コリア・ユナイテッド - Page 5

オンラインセミナー 「9万3千人が海を渡った北朝鮮帰国事業を今、考える」を開催します(3月19日 講師:法政大学・高柳俊男教授)

2022/03/08

 ロシアによるウクライナ侵攻が始まるなど、予測ができない緊迫した世界情勢が続いています。東アジアでも北朝鮮のミサイル発射が続き、情勢は不安定です。 そのような中、普遍的人権と自由の重要性を強調するため、1959年12月14日から始まり、約9万3千人が海を渡った北朝鮮”北送・帰還・帰国”事業の62周年行事を昨年12月13、14日にかけて行いました。 この度、朝鮮近現代史、在日コリアン史を専門に研究されている、法政大学国際文化学部教授の髙栁俊男氏をお招きし、オンラインセミナーを行います。・髙栁教授と北朝鮮帰国事業・ボトナム通りリニューアルプロジェクトへの思い・3月23日に判決を控えた北朝鮮帰国事業裁判 について、お話いただきます。日時:3月19日(土)午後7時~8時30分(15分前より入室していただけます)テーマ:9万3千人が海を渡った北朝鮮帰国事業を今、考える講師:髙栁俊男(法政大学国際文化学部教授)参加申込:下記申込フォームからお申し込みください(参加無料)https://ws.formzu.net/dist/S69640349/ ご関心のある多くの方々の参加をお待ちしております。

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「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 報告会を実施しました

2022/02/18

 2月13日(日)に、昨年12月13日、14日に実施された「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 発足式報告会を開催しました。 報告会は、プロジェクト事務局長である飯田和広からの概要報告ののち、2日間のダイジェスト映像が流され、代表の川崎栄子氏から、プロジェクトの背景、意義と展望が話されました。 以下に要点を抜粋します。―北送事業の経緯■日本の植民地統治が終わった時点で、日本には200万人ほどの在日コリアンが住んでおり、解放後、さまざまな事情で日本に残った人たちがいる。川崎氏自身の家族も、韓国の故郷に戻る準備をしていたが、川崎氏自身が病気になって戻ることができなかった。日本を永住の地として選んだ人たちも当然いる。■1945-46年、在日60万人と言われるコリアンが残り、その後、朝鮮半島の人々の意思には関係なく南北が2つに分断された。分断された朝鮮半島で1950年、朝鮮戦争が起こり、3年間、同族の血で血を洗う戦争が行われ、休戦協定が結ばれた。■南北コリアは廃墟となり、その中から立ち上がる必要があった。38度戦以南には資源がなく、農業が主だった。以北では工業地帯であり、戦後の労働力に穴が空いていた。それをどのように埋め合わせるのか、という段階で在日コリアンの労働力に金日成が目をつけた。■北朝鮮を支持する団体は様々な団体があったが、朝鮮総連と改名し、北朝鮮を支持する団体として固定された。北送事業が決定され、日本の全ての政党やマスコミも協力し、事業が進められた。 北朝鮮人権問題改善のための事業の意義について語る川崎氏―北送事業の問題点■朝鮮総連が北朝鮮を認識させる際に、「地上の楽園」という宣伝文句が使用された。朝鮮総連からの情報のみが頼りとなる在日コリアンは、その宣伝により大きな勘違いをすることになる。1959年12月14日に第一次北送船が出発。その際、日朝親善の意味を込めて30 […]

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「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 報告会のお知らせ

2022/01/31

 1959年12月14日に始まった北朝鮮”北送・帰還・帰国”事業により、在日コリアンとその家族約93,340人(日本人妻1,831人と日本国籍保持者6,839人を含む)が北朝鮮に渡りました。1959年11月7日に第一次船で北朝鮮へ渡った人々と協力者が日朝親善の記念としてボトナム(朝鮮語で「柳の木」の意味)306本を新潟県に寄贈して植栽した通りが通称「ボトナム通り」です。  9万人を超える壮大な規模の事業の結果、甚大な悲劇をもたらした歴史的な事実は「ボトナム通り」に記されることはありませんでした。また、当初306本あった柳の木は約80本までに減ってしまいました。この事業がもたらした過酷な事実を見つめ直し、あらゆる人が生まれながらに持つ人権の大切さを心に刻む場として「ボトナム通り」を位置づけ直し、新しい記念プレートを設置し、柳の木を補植していく「ボトナム通り」リニューアルプロジェクトが企画されました。本プロジェクトの発足のために、本プロジェクトの意義を議論し、賛同の声を集めるフォーラム及び懇親会を開催し、発足の決意を表明する北朝鮮北送・帰還・帰国事業62周年新潟追悼式典を開催しました。  この度、12月13日、14日の2日間にわたり、新潟市にて開催した本プロジェクト発足式の報告会をオンラインで開催いたします。 日時:2022年2月13日(日)午後7時~8時30分(Zoomを使用します。15分前より入室していただけます)内容:「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 発足式 実施報告参加方法:下記申込フォームからお申し込みください(参加無料)https://ws.formzu.net/dist/S90837288/ 多くの方々のご参加をお待ちしております。

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「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 発足式を開催しました

2021/12/26

12月13日、14日の2日間にわたり、新潟市で「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト 発足式行事を開催しました。本行事は、新ボトナム会、NGOモドゥモイジャ、(一社)アクション・フォー・コリア・ユナイテッド、(一社)グローバル・ピース・ファウンデーション・ジャパン(以下、GPFジャパン) が共催し、ヒュー マン・ライツ・ウォッチ東京オフィス、北朝鮮帰還事業裁判原告弁護団、ワン・コリア・ファウンデーション(米国) の後援で行われました。1959年12月14日に始まった北朝鮮”北送・帰還・帰国”事業により、在日コリアンとその家族約93,340人(日本人妻1,831人と日本国籍保持者6,839人を含む)が北朝鮮に渡りました。1959年11月7日に第一次船で北朝鮮へ渡った人々と協力者が日朝親善の記念としてボトナム(朝鮮語で「柳の木」の意味)306本を新潟県に寄贈して植栽した通りが通称「ボトナム通り」です。在日コリアンたちは日本での差別や貧困を逃れようとして、「地上の楽園」という言葉を信じ北朝鮮に渡ったものの、北朝鮮では最下層身分として差別され、最低限の生命、自由、人権さえ保障されない過酷な生活が強いられました。今日、日本においては、北朝鮮による拉致問題や日本政府の取り組みへの関心が高まる一方で、北朝鮮“北送・帰還・帰国”事業に関する記憶は薄まり、北へ渡った人々の存在が忘れ去られています。9万人を超える壮大な規模の事業の結果、甚大な悲劇をもたらした歴史的な事実は「ボトナム通り」に記されることはありませんでした。また、当初306本あった柳の木は約80本までに減ってしまいました。この事業がもたらした過酷な事実を見つめ直し、あらゆる人が生まれながらに持つ人権の大切さを心に刻む場として「ボトナム通り」を位置づけ直し、新しい意味の下で柳の木を補植していく「ボトナム通り」リニューアルプロジェク […]

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モンゴリア・ワンコリア国際フォーラムを開催しました

2021/12/23

 モンゴリア・ワンコリア国際フォーラムは、朝鮮半島とモンゴルの地政学的環境を探求し、新たな機会を求め、北東アジア地域の持続可能な平和発展と、自由で統一された朝鮮半島に向けたロードマップを模索する場として、 モンゴルの首都ウランバートルにて毎年開催して来ました。主催団体は以下の通りです。Action for Korea UnitedBlue BannerGlobal Peace FoundationOne Korea FoundationMongolian Forum for Korean Unification 今回のフォーラムはコロナ禍の影響で、オンラインにて世界から著名な専門家、政治家、ジャーナリスト及び市民社会指導者など57名が参加しました。10月26日から28日まで、1.オープニングフォーラム2.北東アジア平和発展3.統一朝鮮半島のための構想4.北東アジア非核兵器地帯構想及び北朝鮮非核化のための主要国の役割5.統一コリアのための北東アジア経済統合6.北東アジア平和発展のための青年のリーダーシップ の6つのセッションにより開催されました。 オープニングでは各国を代表した意見が交わされ、ポンサルマーギーン・オチルバト元モンゴル大統領は、「地理的位置の次元で朝鮮半島の統一問題は地域的・世界的平和安全保障に関連する世界的な問題でもある」とし、「北東アジアで朝鮮半島問題は最も激動的で複数の議論を引き起こしているが、時間が経つとともに韓国の若者たちが統一に対する熱望が冷えている」と指摘しました。彼はこのような膠着状態を解決するためには、「政治的対話とは別に、経済と社会的課題を結合させる新しい解決策を提案する必要がある。ハードパワーとソフトパワーを一つにまとめなければならない」と提案しました。 グレゴリー・メイ・駐モンゴル米国大使館公館次長は、「モンゴルが朝鮮半島の平和安定を追求 […]

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