「ボトナム通り」リニューアルプロジェクト発足行事~北朝鮮“北送・帰還・帰国”事業に学ぶ人権の大切さ~のご案内
2021/12/10
1959年12月14日から始まった在日コリアンの北朝鮮“北送・帰還・帰国”事業により、約93,340人の在日コリアン(うち日本人妻約1,800人、日本国籍保持者約6,800人含む)が新潟港から北朝鮮へ渡りました。 北朝鮮は「地上の楽園」という言葉を信じ、日本での差別や貧困を逃れて行った北朝鮮は、生命、自由、人権が保障されない過酷なところでした。 1959年11月7日、第一次船で北朝鮮へ渡った人々と協力者が日朝親善の記念としてボトナム(朝鮮語で「柳の木」の意味)306本を新潟県に寄贈して植栽した通りが通称「ボトナム通り」です。甚大な被害をもたらした事業の意味を顧みることはなく、柳の木の多くはなくなりました。 川崎栄子AKUJapan代表理事は1960年、この事業により単身で北朝鮮に渡り、2003年に脱北するまで、自由と人権が侵害された生活を強いられました。今年10月14日、脱北して日本で暮らす男女4人とともに北朝鮮政府に損害賠償を求めた裁判が東京地方裁判所で開かれ、国内外の数多くのメディアがその内容を報じました。“北送・帰還・帰国”事業について国際社会が注目する中、あらゆる人々がもっている人権の大切さを心に刻み、このような悲劇を二度と繰り返さないことを誓う「ボトナム通り」リニューアルプロジェクトを発足してまいります。 つきましては、下記のとおり、12月13日(月)、当プロジェクト発足に至る経緯と意義を語るフォーラムと記者会見、懇親会をアートホテル新潟駅前にて開催いたします。また、“北送・帰還・帰国”事業62周年を迎える12月14日(火)、犠牲者を追悼する式典を新潟中央埠頭で行います。皆様の各行事へのご参加を心よりお待ちしております。 各行事のご参加のお申し込みは、お名前、会社名、電話番号をご記入し、ご参加希望の行事名を事務局Eメールアドレス(budnam1107@gmail […]